内藤家文書 岩城平之絵図
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解 説
延享4年(1747)までは陸奥国磐城平、それ以降は日向国延岡に領地を持った譜代大名の内藤家に伝わった磐城平城の絵図。正保年間の磐城平城の城郭と城下町を描いた「奥州岩城平之城絵図」(内藤家文書3-23-10-34-11)の写しと考えられる。ただし、桜の花や松葉などの描線が鮮明な描かれ方になっているほか、本道や脇道の朱書きはなく、文字情報にも若干の相違がある。240㎝×380㎝。(参考文献『磐城平城文献等調査報告書』いわき市、2022)
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資料番号
内藤家文書3-23-10-34-12