内藤家文書 大坂御城絵図
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解 説
延享4年(1747)までは陸奥国磐城平、それ以降は日向国延岡に領地を持った譜代大名の内藤家に伝わった大坂城の絵図。豊臣秀吉によって築城された大坂城は、元和元年(1615)の大坂夏の陣で落城、元和5年から(1619)徳川幕府の直轄となり大坂城代がおかれ、翌年に始まる天下普請によって再建される。以後は、大坂城は幕府による西国支配の拠点としての役割を果たした。内藤家は、磐城平藩時代の藩主・内藤忠興が大坂城代を2度つとめている。作成年次不明。107㎝×84㎝。
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資料番号
内藤家文書政道氏寄贈分1-6-6