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内藤家文書 奥州岩城平之城絵図

  • 解 説

    延享4年(1747)までは陸奥国磐城平、それ以降は日向国延岡に領地を持った譜代大名の内藤家に伝わった磐城平城の絵図。磐城平城は慶長8年から同19年(1603~1614)にかけて鳥居忠政が築城し、元和8年(1622)から内藤家が城主となった。本品は、情報の異同はあるものの、正保年間(1644~1648)に作製された「正保平城絵図控」(個人蔵)の写と考えられ、この時期の磐城平城の城郭と城下町を知る事ができる。216㎝×293㎝。(参考文献『磐城平城文献等調査報告書』いわき市、2022)

  • 資料番号

    内藤家文書3-23-10-34-11