内藤家文書 延岡城下家中屋敷割図
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解 説
延享4年(1747)までは陸奥国磐城平、それ以降は日向国延岡に領地を持った譜代大名の内藤家に伝わった延岡城下の絵図。延岡城は五ヶ瀬川と大瀬川に挟まれた台地の先端に築かれた城で、慶長6年から同8年(1601~1603)にかけて高橋元種が築城した。歴代藩主家は、高橋家、有馬家、三浦家、牧野家、内藤家。本品では延岡城下の武家屋敷について、屋敷主の名前を付箋で張り示している。全ての藩士ではなく、主に上層の藩士の屋敷が示されているようである。作成時期不明、181 ㎝×184㎝。
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資料番号
内藤家文書3-23-11-35-5