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砥部焼 赤絵角花瓶

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  • 製造地(製造者)

    愛媛県砥部町

  • 年代

    1964年収集

  • 解 説

    哲学者柳宗悦や同じく陶芸家の河井寛次郎・濱田庄司とともに民藝運動を創始した富本憲吉は、1956年に砥部焼の産地に入りデザイン指導をしている。本品は富本の角花瓶のフォルムと「福」「貴」の文字や花柄の色絵デザインをほぼそのまま写したもので、社会現象となった1960~1970年代における民藝ブームが陶磁製品へ及ぼした影響を体現している。富本が文化勲章を受賞してから3年後の収集。