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四日市萬古焼 山水文鉢

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  • 製造地(製造者)

    三重県四日市市

  • 年代

    1979年収集

  • 解 説

    現在では四日市萬古焼と言えば赤土素地の紫泥の急須か白土象嵌の土鍋がイメージされるが、創業当初の江戸時代には京焼風の色絵陶器が焼かれ、その後もデザインは多様な展開を見せている。大正時代(1912~26)には半磁器の白生地に青いコバルト絵具で絵付けをした大正焼が登場し、第2次大戦後は輸出需要によって染付磁器の代用として盛んに製造されたが、1980年代の円高による輸出不振によって衰退した。本品はその終末期の製品ということになる。