五領遺跡 台付甕形土器
-
出土地
五領(ごりょう)遺跡
-
サイズ
高さ34㎝
-
解 説
荒川の支流、市ノ川の南に位置する埼玉県東松山市の五領遺跡から出土した。
近隣施設の生徒が芋掘りの際に土器を発見したことがきっかけで100以上の住居跡が発見された。
古墳時代前期の台付甕形土器。明治大学の発掘調査は1957~65年。
東日本の弥生土器の特徴を残す五領式土器。
本例は台が付くタイプの甕で、胴部は球形で弥生時代の甕に多い口縁部の刻み目はみられない。
日常的な煮炊きの調理に使用したと考えられる。