亀形土製品
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出土地
江原台(えばらだい)遺跡
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サイズ
長さ:14.3cm
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解 説
千葉県佐倉市江原台(えばらだい)遺跡出土の縄文時代晩期の亀形土製品。
江原台遺跡は1983年以降、数多くの発掘調査が行われ、縄文時代早期~晩期、弥生時代の一部の時期におよぶ複合的な遺跡であることが分かっている。
本資料は1936年の後藤守一、大友赴らの発掘調査による出土品.長さ14.3cmをはかる。
亀形土製品は縄文時代晩期に特有の土製品の一種で、東北地方で数多く発見されている。
本資料は中空品で、一面に小孔があき、頭や四肢、あるいは鰭のような突起が付く。
「亀形」とはいうが、形状が類似しているだけで亀であるかどうかは不明。
楽器(笛)とする説もある。